【入門書】初心者向けデータベース学習のおすすめ書籍

データベースの学習に役に立つ書籍を、おすすめの学習順で紹介します。

  1. おうちで学べるデータベースのきほん (データベースの基礎/初級向け)
  2. 達人に学ぶDB設計 徹底指南書 (データベース設計/初級向け)
  3. 絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク (パフォーマンス/初中級向け)
  4. 達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ (SQL/初中級向け)
  5. SQLアンチパターン (SQL・設計/初中級向け)
  6. データ指向アプリケーションデザイン ―信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理 (分散システム設計/中級向け)
おすすめの書籍一覧
学習ロードマップ

おうちで学べるデータベースのきほん

データベースの学習を始める最初の1冊として、最もおすすめの本です。

データベースの必要な情報を網羅的に記載しており、この本を読むだけで後は自分で google 検索に必要なキーワードがわかるようになります。

私は業務で少しだけデータベースを触った後で読みましたが、断片的な知識が繋がり、あやふやな理解が整理されました。

達人に学ぶDB設計 徹底指南書

データベースの設計について学びたい時におすすめの一冊です。

  • テーブルを設計したい!でも、なんでテーブルを分けてるんだろう?
  • どんな基準でテーブルを分割すればいいんだろう?
  • インデックスってなんのためにつけるの?

こんな疑問が湧いてきた頃にぴったりの書籍です。

絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク

ハードウェアリソースの観点からデータベースを学習できる本です。

おうちで学べるデータベースのきほん」や「達人に学ぶDB設計 徹底指南書」より少し敷居が高いため、まずはそちらを先に読むことをおすすめします。

ある程度データベースが触れるようになってくると、パフォーマンスが気になる時期です。

パフォーマンスチューニングをする際に、OS/ネットワーク/ストレージ/メモリなどハードウェアリソースとの関連を意識すると、グッと上達します。

達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ

基本的な SQL は書けるようになったけど、複雑な処理を書く時に詰まってしまう。という方に向けた書籍です。

標準 SQL 準拠のため、どんな RDBMS でも使える汎用的な知識が取得できます。

また、機械学習やビッグデータ分析でよく利用するウィンドウ関数などのモダンな書き方にも対応した書籍となっています。

また、RDB の近代史や、そもそも関係とは?などのコラムも充実していて、単なる辞書的な立ち位置に留まらない仕上がりとなっています。

SQLアンチパターン

奥野幹也さんというオラクル所属の「漢のコンピュータ道」というブログを執筆されている方によるアンチパターンが収録されています。

データベース関連のオフィスに行くと、どこに行っても1冊は置いてある印象があります。

また、SQL クエリの記述以外にも、論理設計・物理設計・アプリケーション開発のカテゴリについて詳しく書かれています。

データ指向アプリケーションデザイン ―信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理

データを扱うエンジニアは (つまり全員) 読むべき名著です。

データを処理し、保存するテクノロジーの集大成となるような本となっています。

加えて近年は、分散システムによって膨大なデータを捌こうと試みています。

分散システムには以下のような技術がありますが、他にもここには載せ切れない量の技術が解説されているので、ぜひご一読ください。