【初心者向け】インフラエンジニアおすすめの本 (技術書/参考書籍)

本記事は、私が実際に読んだ技術書を中心に、以下の評価軸を元に紹介します。

対象分野は Linux/ネットワーク/データベース/ビッグデータ/セキュリティ/プログラミングです。

評価軸説明
読みやすさ文章自体が読みやすさ
情報の希少性ググりにくい情報
初心者向け本の難易度
文章の構成文章の構成が適切か
網羅度対象とする分野の網羅度
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おすすめ書籍一覧

まずは、おすすめ書籍一覧を紹介します。各書籍の評価は後述します。

タイトルジャンルレベル
新しいLinuxの教科書Linux初心者
Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築Linux/Network初心者
[試して理解]Linuxのしくみ
~実験と図解で学ぶOSとハードウェアの基礎知識
Linux初心者
CentOS8で作るネットワークサーバ構築ガイドLinux初心者/
中級者
マスタリングTCP/IP―入門編―(第6版)Network初心者
[改訂新版] 3分間ネットワーク基礎講座Network初心者
ネットワークはなぜつながるのかNetwork中級者
おうちで学べるデータベースのきほんDatabase初心者
絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワークDatabase/OS中級者
エキスパートのためのMySQL
[運用+管理]トラブルシューティングガイド
Database初心者/
中級者
達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへDatabase中級者
SQLアンチパターンDatabase中級者
[増補改訂]ビッグデータを支える技術Big Data初心者
データ指向アプリケーションデザイン
―信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理
Big Data中級者
Hadoop 第3版 / Hadoop 第4版(English Edition)Big Data初心者
Spark: The Definitive Guide: Big Data Processing Made SimpleBig Data初心者
KafkaBig Data初心者
Elastic Stack実践ガイド[Elasticsearch/Kibana編]
impress top gearシリーズ
Big Data初心者
ゼロから作るDeep Learning
―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
機械学習初心者
暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリスセキュリティ初心者
ゼロトラストネットワーク
―境界防御の限界を超えるためのセキュアなシステム設計
セキュリティ初心者
リーダブルコード
―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック
プログラミング初心者
Node.js超入門 第3版プログラミング初心者

オススメの学習順序

全く知識の無い人が、これからインフラを学ぶ場合は以下の順番で勉強するのがオススメです。

  1. 新しいLinuxの教科書 (Linux のコマンドに慣れる)
  2. Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 (サーバー構築体験)
  3. 3分間ネットワーク基礎講座 or マスタリングTCP/IP―入門編 (ネットワーク基礎)
  4. Linuxのしくみ ~実験と図解で学ぶOSとハードウェアの基礎知識 (OS/Linux カーネルの基礎)
  5. おうちで学べるデータベースのきほん (データベース基礎)
  6. 絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク (OS/データベース/ネットワークが複合した知識)
  7. あなたの好きな分野へ
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Linux

オススメ学習順は以下です。

  1. 新しいLinuxの教科書 (必須・基礎知識)
  2. CentOS8 で作るネットワークサーバ構築ガイド (オプション・実践)
  3. Linux のしくみ (必須・基礎知識)

新しいLinuxの教科書

実践でよく利用する基本的なコマンドを網羅した書籍です。

Linux を一度も触ったことのない方でもスラスラ読めるため、最初の1冊としておすすめです。

また、コマンド以外にもバージョン管理システムや bash など Linux の基本的な内容を網羅しており、Linux の操作に迷うことがなくなります。

CentOS8 で作るネットワークサーバ構築ガイド

サーバーってどうやって構築すればいいの?という疑問を解決するための書籍です。

手を動かしながら学ぶことができるため、自分で作れるようになっていく喜びがあります。

また、ネットに全然情報の無いメールサーバーや LDAP サーバーについて網羅されている点も評価ポイントです。なお、とても分厚い本なので、好きな章をつまみ読みするのがオススメです。

Linux のしくみ

CPU」・「メモリ」・「ストレージ」といったハードウェアの基本要素と OS の関係が綺麗にまとめられています。

豊富な図のおかげで、難解な OS を誰でもわかるように解説してくれます。

OS はどんなシステムでも利用するにも関わらず、ネット上ではわかりやすい情報がないため、入門書籍としておすすめしたい1冊です。

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ネットワーク

オススメ学習順は以下です。

  1. 3分間ネットワーク基礎講座 or マスタリングTCP/IPー入門編(必須・基礎知識)
  2. Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 (必須・実践)
  3. ネットワークはなぜつながるのか(オプション・知識)

3分間ネットワーク基礎講座

OSI 参照モデルの1〜7を順に解説する本です。

本書籍の特徴は、順を追って説明してくれるため、とにかくわかりやすい点です。

初めてネットワークの学習をする際には、「用語1の解説に知らない用語2があり」、「用語2の解説に知らない用語3があり」・・・ということが発生します。

この本では、ネットワークの用語について順を追って説明してくれるため、知らない用語に振り回されることはありません。

マスタリングTCP/IP―入門編

第6版まで出版されている TCP/IP の大人気書籍です。

図解が多く読み進めやすく、基本的な技術の網羅度も高い書籍となっています。

また、歴史的な背景が盛り込まれているため、どうしてこんなルールに?という疑問が解決できます。

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築

ネットワークの用語はちょっとだけ知ってるけど、実際にどうやって Web サイトを作るんだ?という方に役立つ本です。

1つ1つの情報はググったら出てくるのですが、初学時はググるキーワードすらわからないため、体系立てて学べる本は貴重です。実践を通して知識を身につけることができます。

ネットワークはなぜつながるのか

データを送信してから受信するまでのネットワークの流れをとても詳しく解説した本です。

本書籍の特徴は、ONU を出た後のプロバイダーの認証サーバー、電話局、光ファイバーなども解説しているところです。

文章は少し堅いので初学時に読むと辛いかもしれませんが、上記の3分間ネットワーク基礎講座などで OSI 参照モデルを理解した後にこの本を読むとさらに理解が深まると思います。

データベース

オススメ学習順は以下です。

  1. おうちで学べるデータベースのきほん(必須・基礎知識)
  2. 絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク(必須・基礎知識)
  3. エキスパートのための MySQL(オプション・基礎知識)
  4. 達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ(オプション・応用)
  5. SQLアンチパターン(オプション・応用)

おうちで学べるデータベースのきほん

データベースの基礎を網羅的に記載しており、この本を読むだけで、データベースのググる勘所がわかるようになります。

そのため、データベースの学習を始める最初の1冊として最もオススメの本です。文章自体もサクサク読めるので、1〜2日で読み終えることができます。

私は業務である程度データベースを触った後に読みましたが、業務で取得した断片的な知識が繋がり、あやふやな理解が整理されました。

絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク

OS/ストレージ/ネットワーク側の観点からデータベースのパフォーマンスについて学習できる本です。

データベースの用語を知っており、次のステップに進みたい方に特におすすめの本となっております。

絵が多めで優しい雰囲気の書籍ですが、かなり踏み込んだ内容まで解説してくれる良書です。

エキスパートのための MySQL

現在 Oracle 在職の方が執筆した MySQL に関する書籍です。

「エキスパートのため」と書いてありますが、順を追って説明してくれるため、データベース初学時でも読めるほどの文章の上手さ。MySQL を触るなら必ず読みましょう。

この書籍の品質の高さは Amazon のレビューを見ればすぐにわかります。

達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ

データベースエンジニアの机に必ず置いてある本その1。

私はこの本を読んだことがないため、評価は無しとします。(Amazon のレビューを参照ください)

SQLアンチパターン

データベースエンジニアの机に必ず置いてある本その2。

私はこの本を読んだことがないため、評価は無しとします。(Amazon のレビューを参照ください)

ビッグデータ

オススメの学習順序は以下のとおりです。

  1. ビッグデータを支える技術 (必須・基礎知識)
  2. Hadoop 第3版 (必須・基礎知識) ※1
  3. Kafka (オプション・実践編)
  4. Elasticsearch実践ガイド (オプション・実践編)

※1 私は「ビッグデータ分析基盤の構築事例集 Hadoopクラスター構築実践ガイド」を読みましたが、世間一般では「Hadoop 第3版」の方が評価が高いのでこちらをオススメさせていただきました。

ビッグデータを支える技術 ——ラップトップ1台で学ぶデータ基盤のしくみ WEB+DB PRESS plus

ビッグデータの分析基盤の技術に焦点を当てた本となります。

初めてビッグデータの分析基盤を構築する上で全体が俯瞰できるため、最初の1冊におすすめです。

また、ビッグデータの分析基盤には「なぜこれが必要なんだ?」と思うことがよくあるのですが、その疑問にも答えてくれています。

データ指向アプリケーションデザイン

分散システムにおけるデータの扱い方について記載した書籍です。

ある程度技術を習得してくると、「この技術はどうして必要なのだろう」と思うことが必ず出てきます。その疑問に答えてくれるのが本書籍となります。

そのため、ビッグデータに限らず全てのエンジニアに読んでいただきたい書籍となっています。

なお、記載のほとんどに引用元が記されており、非常に信頼性の高い情報となっています。

Kafka

Apache Kafka を作成した LinkedIn のエンジニアによって執筆された書籍です。

日本語の記事が少ない、「ストリーム処理とは何か」。ということから説明してくれます。

2022年現在、Apache Kafka はストリーム処理を行う OSS のデファクトスタンダードになりつつあるため、購読しておきたい1冊です。

Hadoop 第3版

ビッグデータエンジニアの机でよく見かける本その1。

英語が読める人は英語版の第4版の方が新しいのでおすすめです。

私はこの本を読んだことがないため、評価は無しとします。(Amazon のレビューを参照ください)

Elasticsearch実践ガイド

検索エンジン Elasticsearch に関する書籍です。

Elasticsearch を一切触ったことがない状態でも、完全に理解できます。

また網羅度が高く、この本を読み終わる頃には、公式ドキュメントと合わて自分でなんでもできるようになっています。

Spark: The Definitive Guide: Big Data Processing Made Simple

ビッグデータエンジニアの机でよく見かける本その2。

Spark の定番書籍というだけあって、とんでもない数のレビューがあります。

現時点では英語版しかないので、早く日本語版を出してほしいところ。。。
(日本語版が出たら、読んでレビューします。)

ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

ディープラーニングの理論に焦点を当てた書籍です。

また、理論だけでなく、実際に Python を使って実装を行うので、本書籍を読み終わるころにはディープラーニングをマスターしているでしょう。

機械学習/ディープラーニングの知識が全くなくてもスラスラ読むことができることも大きな特徴です。

セキュリティ

暗号技術入門 秘密の国のアリス

セキュリティエンジニアの机でよく見かける本その1。

私はこの本を読んだことがないため、評価は無しとします。(Amazon のレビューを参照ください)

ゼロトラストネットワーク ―境界防御の限界を超えるためのセキュアなシステム設計

セキュリティエンジニアの机でよく見かける本その2。

私はこの本を読んだことがないため、評価は無しとします。(Amazon のレビューを参照ください)

プログラミング

インフラエンジニアと言えど、ちょっとしたコードぐらいは書きますからね。

リーダブルコード

ソースコードを綺麗に書くための大変有名な本です。

文章が非常にうまく、大変読みやすい書籍となっています。

また、具体的なソースコードも例示されているため、その日からすぐに実務で活かすことができます。

Node.js 超入門

動的な Web アプリケーションって具体的にどうやって作るんだ?という回答がここにあります。

説明がとてもわかり易い上、なぜ***という機能が必要なのか説明してくれます。ソースコードを真似するだけで Web アプリケーションが作成できる点も◎。