つまり scp と rsync は同じことができます。
Permission denied (publickey,gssapi-keyex,gssapi-with-mic)が発生する場合
本記事では、rsync や scp のオプションの使い方を解説していきます。
なお scp の開発チームは、scp が時代遅れなので、rsync を使うことを推奨しています。
The scp protocol is outdated, inflexible and not readily fixed. We recommend the use of more modern protocols like sftp and rsync for file transfer instead.
https://www.openssh.com/txt/release-8.0
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rsync の使い方
ローカルからリモートにコピー
ローカルの local.txt を、ユーザー (user) でリモート (192.0.2.2) の ~/ にコピーします。
Permission denied (publickey,gssapi-keyex,gssapi-with-mic)が発生する場合
リモートからローカルにコピー
リモート (192.0.2.2) の ~/remote.txt を ローカルの ./ にコピーします。
-r ディレクトリをコピー
リモート (192.0.2.2) の ~/directory を ローカルの ./ にコピーします。
-v ログの情報量を増やす
remote.txt sent 38 bytes received 95 bytes 266.00 bytes/sec total size is 0 speedup is 0.00
-z 送信時にファイルを圧縮
-a ほぼ全てをコピー
以下の機能を持つオプション -rlptgoD を同じ意味。
- ディレクトリ内部を再帰的にコピー
- ファイルのシンボリックリンクをコピー
- ファイルのパーミッションを保持
- ファイルの変更時刻をコピー
- ファイルのグループをコピー
- ファイルの所有者をコピー
- デバイスファイルなどをコピー
-n (--dry-run) ドライラン
ドライランは実際にはコピーしません。(コマンドの構文確認などで利用します。)
--exclude 除外
scp の使い方
非推奨とはいえ、scp の使い方も一応載せておきます。
ローカルからリモートにコピー
ローカルの local.txt を、ユーザー (user) でリモート (192.0.2.2) の ~/ にコピーします。
Permission denied (publickey,gssapi-keyex,gssapi-with-mic)が発生する場合
リモートからローカルにコピー
リモート (192.0.2.2) の ~/remote.txt を ローカルの ./ にコピーします。
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